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[教職] 規準(のりじゅん)と基準(もとじゅん)の違い、知らないと授業案は書けない!? [教育]

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どうも!!やたつです♪

今日は教職課程を取っている人なら必ずぶちあたる、

規準」と「基準」の違いについてお教えします(^^♪

授業案を書くときや、学校現場で先生たちがばんばん使うらしいので、

ここで覚えてしまいましょうね(^^)/


まず、簡単な例として、「逆上がり」を出したいと思います!

みなさん、小学生の頃はできましたか?

僕はぼろっぼろでしたよ(笑)いまだにできません。


そして、1つ加えておくと、教育に関する法律の中では、

基準(もとじゅん)」という言葉は使われていません。

基準」のことは、「具体的な規準(のりじゅん)」と呼ばれています。

この時点で、勘の鋭い人なら気付くかもしれません。


さっき出した例に戻りましょう。


あなたは体育の先生です。

そして、逆上がりのテストをして、子供たちの成績を決めなくてはなりません。

評価条件は「1回でも逆上がりができる」としました。
こんなの破格の評価ですが(笑)


それでですね、実は今決めた、「1回でも逆上がりができる

これは「規準」です。

規準」とは、定められた条件をクリアできるかできないか、

ということに準じることです。


ですが評価を付ける上で、「規準」だけじゃ足らないですよね?

なぜかって?

例えば、体育が大の得意で逆上がりなんてぐるぐる何回だって回れる

A君がいたとします。この子はテストでもぐるぐる回って、

逆上がりが「できました


それではもう1人、運動が苦手で、練習中もなかなかコツがつかめない様子の

B君がいます。この子はテストになり、緊張しながらも渾身の力を込めて鉄棒に

しがみつき、やっとの思いで1回、回ることができました。

そう、B君も逆上がりが「できた」のです。


どうですか?

あなたなら、この2人に同じ評価を与えますか?

どちらの子も、結果的には「逆上がりができた」のです。

ですが、同じ評価をあげるかとなると、悩むところかと思います。

完全に2極、できるかできないか、に分けるならよいかもしれませんが、

これは少し問題ですよね。


この場合に、「できる」という枠の中にもいくつかの段階を設けること、

これが「基準(もとじゅん)」なのです。


規準>基準です。


規準           基準
 逆上がりできる→→→ぐるぐる回れる→→A
            ↓
            →→スムーズに回れる→B
            ↓
            →→かろうじて回れる→C

 逆上がりできない→→→→→→→→→→→D


こんな感じの絵となります。


分かっていただけたでしょうか(^_-)-☆

ご質問等受け付けておりますので、お気軽にどうぞ♪


それではまた気まぐれで更新いたします。

では!




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